文具館ブログ

【PEN BOX】 [2020.09.25]

■「万年筆の日」って、ご存じでしたか?

毎年9/23は「万年筆の日」。

何でも今から200年程前、1809年のこの日。

イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュ氏が、世界で初めて金属製の軸内部にインクを保持、貯蔵して筆記するペンを考案、特許を取得。

当時はペン軸にバルブをつけ開閉する事でペン先にインクを送り、筆記する仕組みだったとの事。

これを万年筆の起源とされ、9/23は万年筆の日...となりました。

他にも、英国人のジョセフ・ブラマー氏や米国人のルイス・エドソン・ウォーターマン氏らがインクのボタ落ちしない、

毛細管現象を利用した筆記具のからくりを考案、定着させました。

日本でも時計商・大野徳三郎氏や文学家の内田魯庵氏などが万年筆の発展に携わるなど、

世界同時多発的に発展したのが万年筆の文化なのです。

一応、万年筆のカラクリにザっと触れておくと...。

万年筆(まんねんひつ)は、ペン軸の内部に保持したインク(インキ)が毛細管現象により、

溝の入ったペン芯を通じてペン先に持続的に供給されるような構造を持った携帯用筆記具の一種。インクの保持には、インクカートリッジを用いたもの、各種の方法でインクを吸入するものがある。「萬年筆」とも書く。

(Wikipediaより)

万年筆が開発されるまでは、鳥の羽根や削った木、植物の茎などの尖ったものに、

今のインクに代わる液剤に付けて、文字や絵を書いていたといわれています。

それが、弛まぬ開発により現代のペンに近づく原型となり、にじまず綺麗に筆記できるように進歩致しました。

当時、墨(すみ)や硯(すずり)を用意しなくても、いつまでも筆記できて

使い込むと滑らかな感覚が増して何年でも遊べる筆記具が開発されたのは画期的でした。

そんな夢のようなペンに対する想いから「万年筆」と名付けたなんて、浪漫を感じます。

一生かけて楽しめる道具を生み出した先人の知恵、すばらしいですね!

そんな万年筆の起源に想いを馳せ、感謝しつつ楽しむのもオツですよね。

この秋も新しい万年筆やインク、周辺のアイテムが登場致しました。

当社のご当地インク「雪彩」シリーズも、この秋に新色の「おけさ柿」「安田瓦」が登場。

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どちらも個性的な色味でさっそく好評を頂いております。

9/11~三日間、全国の文具&インクファンのイベント

「文具女子博#インク沼2020」が開催されました。

今年は新潟初!当社の「雪彩」インクも本企画にお招き頂き、

雪彩インクや便箋を軸に出店して参りました~。(パチパチパチ)

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即売イベントは三日間大成功で、完売したインクもございました。

全国の文具ファンの熱量と当社の雪彩が

イベント盛り上がりの一端となれた嬉しい企画でした!

そして、滝沢印刷オンラインショップでも雪彩インクを主に通販も開始されました!

更に様々な方々へお楽しみ頂けたら嬉しく思います!

秋の夜長、安価な万年筆の代表格PILOT「Kakuno」など、

万年筆入門編にピッタリな一本をゲットして、

お好みの新潟エリアのインクを吸い込んで一筆したためる遊びも、オツですよね。

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「Kakuno」も使い込むと滑らかさ&愛着が沸いて楽しいですヨ!

文具館タキザワ、PENBOXでは雪彩をはじめ、さまざまな筆記具&インクや文房具をご用意して

皆様のご来店を心よりお待ちしております!

いつでも遊びにいらして下さいませ~。

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