誰もが一度は耳にしたことのある、「クーピー」。
「クーピー」という名前は、フランス語で「打つ」を意味する、「COUP(クー)」に由来しており「色鉛筆市場に一撃を加えたい!」という思いが込められた造語。
色鉛筆は販売当初、芯が折れやすい、幅広い面を塗るのが大変、消しゴムで消せない。。。という声が多かったそうです。
そんな声を受けて開発されたのがサクラクレパスのクーピーペンシル。色鉛筆の書きやすさ、クレヨンの発色の良さを生かしたクーピーは、1973年の発売当初から現在までヒット商品となっています。
折れにくい
軸を全て芯にしたことで、折れにくくなりました。一般的な色鉛筆の芯は約3~4mmと言われていますが、クーピーは約7~8mm!
色鉛筆に比べ、芯が約2倍と太い分、より幅広い面を塗ることができます。芯の容量も色鉛筆の約4倍でとても経済的です。クーピーを使う機会が多いお子様のことも考え、子どもが放り投げても折れにくい強度があります。
消しやすい
発売当初、この特徴が画期的で注目を集めました。ポリエチレン樹脂や、ワックスなどの主な原材料にもこだわり、消しやすく、削りやすい芯が実現しました。
クーピーと言えば思い浮かぶのはあのデザイン
小学校で使われたという方も多いのではないでしょうか?
実は発売以来、約36年変わっていないんです!おなじみのケースと共に、変わらぬデザインで、すっかり国民に定着しました。発売当初、12色、18色、30色セットで展開していましたが、新たに60色セットが登場!近年の塗り絵ブームを受け、新色は主にネオンカラー。色味も薄く、淡いので重ね塗りもOK!!
最近、女性を中心に「大人の塗り絵」がブームになっているのをご存知ですか?
「大人の塗り絵」とは、子ども向けのイラストより絵が細かく、大人の趣味向けに作られたもの。リラックス効果、脳のアンチエイジング効果が期待される、とメディアで取り上げられ、近年大ブームに。
風景、動物、キャラクターものなど種類も豊富で、綺麗なイラストは、見るとついつい手に取ってしまいたくなるものばかりです。この「大人の塗り絵」でもクーピーが大活躍!クーピーは重ね塗りしても色が濁らず、思い通りの美しい色合いを表現できます。
また、消しゴムで消すことができるので、白抜きしてハイライトにしたり、うっかりはみ出してしまったところでもカンタンに修正可能です。
主に小学生の学童文具としてなじみ深いクーピーですが、年代問わずオススメできる商品です。お子様と一緒に塗り絵を始めてみたり、気軽にイラストを始めてみたり。セットはもちろん、1本のバラ売りもあります。
お立ち寄りの際は、ぜひぜひ画材コーナーにも足を運んでみて下さい。